2019年5月25日土曜日

最近読んだ本

図書館に勤めてるとは言え、仕事中読めるわけではないので、借りては読みきれなくて返す事がままありますが、最近最後まで読めた本で、良かったのが、有川浩の「明日の子供たち」。

















児童養護施設を舞台に、ある時は職員の目で、ある時は当事者である子どもたちの目で、施設の実態が描かれます。施設の子は かわいそうと言う言葉でひとくくりにされがちですが、読む中で施設の事を全然知らなかった事がわかってきます。施設にいるから幸せと言う子もいれば、施設の事を隠している子など色んな子がいるのです。考えさせられる一冊でした。

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